大正大学社会福祉学会は、大正大学の前身・宗教大学が日本で最初の高等教育・研究機関「社会事業研究室(以下、本研究室)」を1917(大正6)年に開室してから始めた研究活動が根源(ルーツ)です。そして、本研究室開室20周年の1937(昭和12)年に「鴨台社会事業研究会」の発足が学会活動の起源になります。
昭和大戦後、本研究室開室50周年の1968(昭和43)年に「大正大学社会学・社会事業学会」が再結成されました。その後、1975(昭和50)年には「大正大学社会事業学会」に再編され、1982(昭和57)年に社会福祉学科の設置に伴い現在の「大正大学社会福祉学会(以下、本学会)」になりました。
本学会は、近代の社会事業から現代の社会福祉へと学会名が変わっても、研究室100年の歴史を超える伝統を引き継いできました。そして、本研究室の開設当初より堅持してきた福祉理念を継承しながら次世代に向けた新たな歩みを続けていきます。
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